公証・アポスティーユ認証とは

複雑な公証・アポスティーユ認証について解説


公印確認とアポスティーユとは?

公印確認とアポスティーユ

公印確認とアポスティーユは、日本の官公署や自治体が発行する公文書を海外で有効にするための外務省による証明です。

どんなときに必要?

外国での婚姻や離婚、査証取得、会社設立、不動産購入など、さまざまな手続きの際に、提出先機関から外務省の証明を求められる場合に必要となります。

提出先機関の指示に従う

どのような認証が必要かは、提出先機関や日本にある大使館・領事館の指示をよく見ていただくことが必要です。


アポスティーユ認証が必要と言われたときは

どちらのアポスティーユ認証が必要?

書類のアポスティーユが必要な場合、次のどちらに該当するかを特定することが重要です。

  • 公文書(戸籍謄本や住民票など)のアポスティーユ認証
  • 公文書を外国語に翻訳した文書のアポスティーユ認証

認証が欲しい書類は公文書なのか、それともそれを翻訳した翻訳文なのかによって、手続きの順番や費用が異なります。


公文書のアポスティーユ認証

日本語の戸籍謄本や住民票にアポスティーユ認証が必要な場合

  1. 外務省での認証
    • 手続き方法:外務省に直接赴く、または郵送
    • 認証対象:公文書
    • 費用:無料(郵送代は別途)
    • 所要時間:原則窓口受け付けをした3開庁日後に証明済み書類を郵便で返却(例:月曜日受け付けたものは木曜日午後発送)
  2. 公証役場での認証
    • 手続き方法:公証役場に直接赴く(予約が必要な場合がありますので、事前確認をおすすめします)
    • 認証内容:公文書が正式に発行されたものであることを証明する宣誓書への認証
    • 費用:5,500円
    • 所要時間:即日発行

注意点

  • 複数ページがホチキス留めされた書類はホチキスを外さないでください。
  • 書き込みのある文書や翻訳文書を綴じ合わせた文書は認証を受けられません。
  • 公証役場での認証は、あくまで「公文書が正式に発行されたものであることを証明する宣誓書への認証」であるため、厳密に「原本への認証」が必要な場合は、提出先にはねられてしまう可能性があります。詳しくはお近くの公証役場に電話して問い合わせた後、そのような認証でも良いかを提出先に確認していただく必要があります。

手続が面倒な場合は

弊所に公文書原本(日本語)へのアポスティーユ取得代行をご依頼いただくことも可能です。


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翻訳文書(翻訳証明書)のアポスティーユ認証

翻訳文書の扱い

翻訳文書や翻訳証明書は、私文書に分類されます。公文書(例:戸籍謄本)と翻訳文書を綴じ合わせた場合も、私文書扱いとなります。

私文書認証の手順

私文書はそのままではアポスティーユ認証を付けることができないため、私文書を公文書扱いにする手続きを経た後で、その書類にアポスティーユ認証を付けるといった、段階を踏んだ認証が必要になります。

  1. 公証人認証書の取得
    • 翻訳者本人が公証役場で翻訳証明書(宣言書)に署名を行います。
  2. 法務局による公証人押印証明書の取得
    • 公証人の押印を法務局で証明してもらいます。
  3. 外務省によるアポスティーユ認証
    • 法務局で認証を受けた文書を外務省に提出します。

注意点

  • 翻訳証明書には、翻訳者の署名が必須です。
  • 申請者は翻訳証明書の署名者本人である必要があります。

手続が面倒な場合は

  • 弊所に翻訳をご依頼いただいたお客様に限り、アポスティーユ取得手続きを一通りさせていただきます。
  • 基本翻訳料金+26,400円(公証役場手数料11,500円を含む)
  • 別途、翻訳証明書・郵送での納品オプションも追加する必要があります。また、原本を弊社に送っていただく必要があります。
  • とにかく急ぎで、アポスティーユ認証をお求めの方→LINEからご相談ください。


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公印確認の詳細

公印確認とは?

公印確認は、駐日外国大使館や領事館の領事認証を取得するために必要な外務省の証明です。外務省が公文書上の公印について証明を行い、その後領事認証を受けることで、提出先国で有効になります。

注意点

  • 外務省で公印確認を受けた後、必ず駐日外国領事による認証を受けてください。
  • 提出先機関の意向で現地の日本大使館や総領事館での証明が必要な場合がありますが、外務省で公印確認を受けた書類は再証明できません。

ハーグ条約加盟国と非加盟国の違い

ハーグ条約加盟国

アポスティーユが適用され、外務省の証明のみで提出が可能です。
ハーグ条約加盟国リスト(外務省)

ハーグ条約非加盟国

公印確認と領事認証の両方が必要になります。例として、UAE、ベトナム、タイなどが該当します。

提出先の確認が重要

提出先機関や駐日外国大使館・領事館に確認を行い、正確な手続きが求められます。


面倒なアポスティーユは、弊所にお任せください!

婚姻、離婚、留学、ビザ取得、会社設立、不動産購入など、海外での手続きに必要な証明を迅速かつ確実に取得します。

提供するメリット

  • 迅速対応:最短即日での完了
  • 正確な手続き:ビザサポート経験豊富な行政書士が対応
  • 安心のサポート:無料お見積りで細かな疑問にもお答えします

サービスの流れ

  1. LINE・メールにて無料お見積り・提出先要件の確認
    • 提出先の必要条件をお客様からヒアリングで確認します。
  2. 必要書類のデータ受領
    • アポスティーユが必要な書類のデータ(写真またはPDF)を送っていただきます。枚数等を確認し、お見積りをお送りいたします。
    • ご依頼いただける場合は、前払い制となっておりますので、ご入金のお手続きをお願いいたします。
  3. 原本の送付
    • 原本を弊所までお送りいただきます。ホチキス等は外さずに、そのままお送りください。
    • レターパック等、追跡できる郵便方法でお送りください。
  4. 公印確認・アポスティーユ取得
    • 外務省や公証役場での認証手続きを代行。
    • 原本が到着したその日に公証役場で公証(アポスティーユ認証)を行い、可能な限りその日のうちにレターパックにて返送いたします。
    • ただし、弊所到着日が夕方4時以降や土日祝日であった場合、公証は翌営業日(平日)に行いますのでご了承ください。
  5. 書類の完成とお届け
    • 認証済みの書類を迅速にお届けします。

比較でわかる選ばれる理由

多くのお客様にご満足いただいております

  • 公証役場が近い!スピードとコスパ:弊所は麻布公証役場から徒歩すぐの場所にございます。そのため、公証・アポスティーユ認証を迅速かつ交通費や役場への郵送費なしでおこなうことができます。
  • ワンストップサービス:麻布公証役場では、公証人の認証、法務局の公証人押印証明及び外務省の公印確認またはアポスティーユを一度に取得できるため、他社様と比べて大幅な時間短縮をすることができます。
  • 最速実績:お客様から戸籍謄本の写しを拝受してその日のうちに翻訳をして、アポスティーユを当日中に取得した経験がございます。(直接事務所にご来所いただいたお客様の場合です)
  • 対応範囲:複数の国や認証形式に対応。ハーグ条約非加盟国の場合でも、ご相談ください。


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よくあるご質問

  • Q: 公印確認とアポスティーユの違いは何ですか?
    • 公印確認は駐日外国大使館での領事認証の前提手続きです。アポスティーユはハーグ条約加盟国で使用できる証明です。
  • Q: 所要期間はどれくらいですか?
    • 翻訳の内容・原本をお送りいただくまでの日数により異なりますが、最初にご相談いただいてから1週間以内にはお手元にお届けできております。もっと早い納品をご希望の方のために、特急オプションもご用意しております。

お急ぎの方向けのご案内

直接事務所にご来所+特急オプションの組み合わせで、最短即日アポスティーユ認証取得!

アポスティーユ認証には原本をお送りいただくことが必要ですが、直接弊所(麻布十番)までお越しいただけますと、郵送の日数分が短縮できます。
また、ご入金のあったお客様から順番に翻訳作業をおこなっておりますが、24時間以内特急オプションを付けていただくことで、その順番を飛ばして作業をすることができます。

当日(24時間以内)特急オプション 基本料金+11,000円(税込)

こちらの併せ技をご利用されたいお客様は、必ず事前にお電話(03-5776-2772)またはLINEからご相談ください。
ご来所は完全予約制となっているため、急なご来所にはご対応できない場合がございます。


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